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尖圭コンジローマの場合放置は絶対NG!感染させないためにできること

2020年05月23日

尖圭コンジローマは比較的患者が多い性感染症と言われ、男女に同じような症状が見られるのが特徴です。ヒトパピローマウイルスが性行為などを介して陰部に感染するのが原因で引き起こされ、主な症状は性器やその周辺へイボができます。

尖圭コンジローマの原因となるウイルスは2種類あり、初期感染から3週間程度から8カ月間を経て自分でイボを確認できるようになるようです。患者によってイボが目視できる期間は異なり、感染者と性行為を行うなどをして直後に検査を受けても発見には至らないケースも少なくはありません。

また、症状のイボに関しても形状が鶏冠と似ていたり、乳頭状であったり、患者によりさまざまです。外陰部に症状が見られる場合は発見されやすいですが、尿道口の小さな範囲に発症している場合や陰茎根部、膣内などにイボがあると見落とされる場合もあります。自然治癒する場合もあるとされる尖圭コンジローマですが、放置してしまうとイボができる範囲が広がる可能性は高くなりますし、数も増加するでしょう。

何よりパートナーへの感染を引き起こしてしまう可能性を考えて、症状が現れたらすぐに治療を開始する必要があります。放置により患部が広がればコンドームを使用しても感染を防ぐことは困難になるでしょう。尖圭コンジローマは、治療後にイボが消失してから3カ月間新たなイボが見られない場合に、完治したと判断される場合が多いです。しかし、再発するリスクもあり治療後半年を経過してから再度症状が見られるケースもあります。

治療には、多くの場合塗り薬が使用されますので、だいたい2週間は継続して薬を使用してください。尖圭コンジローマに使われる塗り薬は患部にただれや赤くなるなどの副作用が現れる症例も多く、そのために治療を途中でやめてしまう患者もいるようです。しかし、適した用法・用量を守って薬による治療を続けなければ、結局は放置するのと同じ状態になり完治は難しくなってしまいます。

電気メスによって患部を焼く治療法や液体窒素で冷凍凝固する治療方法も選択できますが、効果が必ずしも確実に出るとは限らない点がデメリットです。ただし、電気メスは傷になりにくく手術後に痛みがほとんどないのと、イボが治療後にすぐに消失するという大きなメリットもあります。

冷凍凝固は出血せずに広範囲にアプローチできることや、治療を繰り返し行えることが良い点だと言えますが、一定の大きさまでイボを小さくできた後に、さらにメスで切除する必要性がある場合もあります。基本的には塗り薬による治療が行われますが、どうしても体質に合わないなどの理由がある場合は、ほかの治療方法を選択し感染させないためにも諦めず治療を続けましょう。