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ヘルペスの症状が出たら抗ウイルスを使って治療をしよう

2020年02月27日
男性を診ている医者

ヘルペスは性器や唇周辺に赤い湿疹や水ぶくれができる性感染症です。ウイルスの種類によって症状が出現する部位が異なります。性器ヘルペスの場合は、水ぶくれにヘルペスウイルスがあり、性行為によって患部と粘膜や皮膚が触れて感染するのが一般的です。人によっては水ぶくれなどが見られないケースもありますが、そのような感染者との性行為でも罹患する確率が一定数あると言われています。

性器ヘルペスに初めて感染すると強い痛みを感じるのが特徴です。陰部にかゆみや違和感を感じた後に、痛みがある水ぶくれなどが多数見られるようになります。女性は子宮頚部や外陰部、男性は陰茎の包皮や亀頭部などに症状が現れ、痛みによって排尿困難のほか歩行困難になる場合も少なくありません。

加えてヘルペスは一度感染したら完全に治せず、再発時の症状は多くの場合で軽度となりますが何度も繰り返します。感染しないことが大切ですが、初期症状を感じたらすぐに抗ウイルス薬による治療を開始してください。早期治療ができれば比較的短期間で症状がなくなるケースも多いです。

抗ウイルス薬はウイルスの増殖を抑制する薬で、ウイルスを殺すための薬ではありません。症状やヘルペスの種類によって適した抗ウイルス薬を使うのが大切で、点滴静注薬のほか飲み薬や患部に直接つける塗り薬などがあります。症状が持続する期間を短くする目的で使われますが、特に再発の場合は症状が出てから早期の段階で薬を使用することで、重症化も防げるものです。

再発したら、患部に刺激感やかゆみを感じた時点で薬を使うのが治療の大きなポイントとなります。主に体力の低下やストレスを感じた時など免疫力が落ちた時に再発するケースが多いです。繰り返し再発する人は、抗ウイルス薬を使用するタイミングを逃さないように日頃から注意しましょう。

ヘルペスの抗ウイルス薬は経口投与をする種類では、副作用が起きる可能性は低いと言われています。まれに、下痢や嘔吐などが見られる患者もいますが、腎機能不全などの持病がなければ服用するのにあまり心配はありません。腎臓機能に問題がある人は用量を抑える必要があるため、専門医に相談してから治療を行いましょう。

ヘルペスは感染力が高い性感染症です。関節接触でもまれに感染する可能性はあるので、パートナーや家族に患者がいる場合は注意が必要になります。初めて感染した場合は治療終了後約3カ月間、再発の場合は症状が出る約1週間前と1週間後の期間は高確率でウイルスを排泄するとされるため、下着やトイレなどの洗浄を丁寧に行ってください。