男性を診る医者と悩む男性とウィルス
病原体

性感染症は性行為を行うことで感染する疾患の種類です。病気の種類によって症状が異なるほか、自覚症状が乏しい場合もあり、気が付いた時には自分が多くの人へ伝染させている可能性もあります。一般的に性行為が原因で感染するため、自覚を持った行動が罹患を防ぐと言えるでしょう。

コンドームを利用して体液が直接触れないセックスをする、不特定多数の人と性行為をしない、出血するような性行為は行わないなど、基本的な行動が大切になります。しかし、セックスをしなければ感染しないと思い込むのは大きな間違いです。オーラルセックスやパートナー同士がひとつのタオルを使用するなどでも、性感染症になるケースは少なくありません。

加えて、近年では性感染症になるとは考えにくい幼児への感染や、性行為を行っていないのに罹患する人も少ないながら存在します。なぜなら、感染経路が公衆トイレなどにもあるからです。病気の種類によって生殖器から分泌液が出る場合もあり、それらが触れたトイレを使用して感染します。性感染症は、病気の進行によって不妊症になる可能性もあり、社会問題につながる重大な疾患です。

自分自身やパートナーを感染から守るだけでなく、不特定多数の人へ感染させないためにも、予防と早期発見が必要になります。罹患してから時間があまり経過していなければ症状が軽度で済み、短期間で治癒する場合も多いです。少しでも異常を感じたり、パートナーに症状が現れた場合は、すぐに専門医などを受診してください。

また、職業によっては、罹患しやすいケースもあるでしょう。感染する可能性が高い人は特に、性感染症への詳しい知識を持つことが大切です。予防方法は勿論のこと、さまざまな病気の初期症状を知ってどのように進行するのかなどの知識は重症化を防ぐだけでなく、誰かに感染させるリスクを減少させます。

中には、HIVやウイルス性肝炎など命に係わる重大な性感染症もあるため、離職の必要性も出てくるでしょう。特に気を付けたいのが、性感染症に罹患するとHIVに感染する確率が非常に高くなると言われている点です。医学の進歩でエイズの症状が薬で抑えられると言っても、すべての患者に当てはまる訳ではありません。

性感染症の予防行為はすべての人が行うべきです。しかし、例えばコンドームを着用していても正しい使い方ができなければ感染リスクは低くなりません。性行為に対する正しい知識を持ち、いろいろな性感染症の種類を知ることで、自分が感染源になることも防げます。